怪獣たちと猫のいるところ。

夫と子供二人、猫一匹と中古マンションをリノベーション、DIYして暮らしています。 小さなことで暮らしを楽しむためのブログ。 次男の食物アレルギー、アスペルガー症候群のことなども綴ります。

発達障害だから仕事ができないのか。

五歳、一歳の二児の母、maimoです。

私はいわゆる大人の発達障害です。

(アスペルガー症候群,自閉症スペクトラム、注意欠陥障害の可能性)

 

私は中学、高校時代、

周りの人が結構、精神的に病んでる人が多くて、何か助けになりたくて、心理学の大学に入りました。

自分自身も彼らの中に入り、変な渦に巻き込まれそうになったこともあります。

 

(後に、この誰かを助けたいという気持ちは、おこがましいこと、相手を自分の満たされない欲求を満たすために操作してしまう可能性がある、として心理援助の者としては、思ってはならないということを学びました。)

 

大学では、主に臨床心理学を学びました。アスペルガー自閉症スペクトラムがここまで話題になる前から、発達障害というものがあることも知っていました。

 

なのに、子供を生み育てるまで、自分が発達障害だなんて露知らず。

しかも、知人がそうかもしれない、どこか相談できる場所を知らないか?という相談を受けて、調べていくうちに、

あれ?自分こそ、そうじゃない?ていうか、みんなはこれが普通じゃないの??

とびっくりしたんですね。

 

大人の発達障害であった場合、それは大人になって起こるものではなく、

生まれた時からのものなので、親への聞き込みが欠かせません。

自分の母は、幸い近居で健在なので、

小さいときのことを聞いてみるとまさにアスペルガーそのもの。

 

なーんだ、私やっぱ変だったんだ~、

と気づくことができたので、それはそれで、よかったです。

 

先日、付き合ってから13年くらい、結婚して9年目の夫に初めて自分が発達障害かも、というかそう、という話をしました。

 

そうだとしても、それは特別だとは思わないし、そんなに気にすることなのか?

と戸惑い気味ではありました。

夫自身もそういうところがあるかもしれないし、誰にでも少しはそういうこと、あるのでは?と。たしかに、程度によっては、そうかもしれない。

ちなみに、夫はめちゃくちゃ舌が良くて、

一度飲んだお酒の銘柄や、料理のスパイスを全部当てることができます。

 

ただ、

触覚過敏、聴覚過敏、嗅覚過敏のつらさ、

過集中せずにいられないところは、

当事者にしか、きっとわかってもらえないし。

 

夫には昔、お前は人の気持ちがわからないから、カウンセラーになるのは無理、と言われたことがあります(;_;)でも、正解。

 

夫の職場、直属の部下にも、

発達障害かも、という人がいるらしく、

まあ仕事ができないらしい。

接客業で二人ペアの職場なのですが、

言われたことを時間内にできない。

ものごとに優先順位をつけられない。

だから、何もやるべきことが終わってない。

そのときに、やらなくていいことをやってしまう。

違う店舗から来た人に、指示を出すことができない。

というのが普通らしい。

 

そこまで仕事ができないと、社会人として難しいですね。。

 

私も接客業で働いていましたが、

大手チェーン店でマニュアルがあり、役割分担がきちんとしていて、基本自分のポジションにいればよかったので、働きやすかったです。

お客とのトラブル対応は必ず常駐の社員が行うので、それもやらなくていい。

重要なのは、スピードだったので、明確な基準があります。

それはもう、機械かよ!ってスピードで、ドリンクを作ることができました。

できるようになることが増えると、ランクが上がって給料も増えます。

目に見える報酬がありました。

おかげで、最後はバイトの中でも上の方のランクになっていました。

自分の仕事に専念することができ、

先輩もたくさんいて、困ったときはすぐに相談できる。

何か失敗しても、フォローしてくれる人がたくさんいて、一番最年少だったこともあり、何かあると、すぐに気づいてくれ、大丈夫だよ!って言ってくれる人たちでした。

さらに、ものすごく忙しい店舗な上に、

私語は基本的に禁止でしたし、

お客さんは都心の忙しいサラリーマンやOLで、余計なコミュニケーションをとらなくてよかったのです。

ただ、記憶力は人一倍なので、

つけるお砂糖の数やテイクアウトか否かを覚えておいて、スムーズに取り次ぐと、

とても気持ちのよい挨拶を返してくれることがあり、それが励みでした。

休憩時間は人とかぶることが稀なので、

ひたすら寝てるか本を読んでました。

 

この環境があったから、なんとかなったのかな。仕事が続かないと言われるアスペルガーですが、私には働きやすく、

同じ職場に、七年間いました。

でも、たまに違う店舗にヘルプに出されるときがあり、そうなると死にそうに緊張して辛くて逃げ出したくなりました。。

 

しかし、そこをやめて、

そのあとに入ったところでは、最初 面接では週に二回との話だったのに、

入ったら週六回のシフトにされていたので、

1日でやめました。。

予定外のことは全力で逃げたくなる。。

 

アスペルガー自閉症スペクトラムの人が仕事ができない、続かないのは、

自分に合った職場を選んでいないから、というのも大きいと思います。

自分の力を過信せず、わからないことはすぐにきく。

無駄に高いプライドは、底辺に置いてくるつもりで。

さらに単純作業が多い職場なら、とても評価が高くなるはずです。

接客業でも、ちゃんとマニュアルがあって、役割分担がしっかりしているところなら、

やっていけると思います。

 

怒られるのが嫌なら、人の数倍努力するしかないです。

努力して努力して初めて半人前くらい。

 

私はメニューをそらで全部覚えられるまで、ノートにびっしり書きました。

どの職場でも、同じようにやりました。

受け答え、対応の仕方は

先輩の仕草、話し方をじっくり観察して、メモに書きました。

まあ、メモに書いたことは見るのを忘れるので、記憶できるまで、家で何回も練習しました。

覚えることは得意なので、そこは苦労せずでしたが。

 

大学卒業後に就職した会社は、

事務職でしたが、社内に女性は一人という

特殊環境。

加えて、ものすごーーい暇でした。

やることは、ほとんど電話番。

電話がそんなに鳴るわけもなく、

でも、席に座ってないと電話とれないので、

たち歩くわけにもいかず。

暇で死にそうでした。。

暇すぎて、やめたくなりましたが、

定時で帰れる上に、給料がとても良かったので、やめるわけもなく。

妊娠するまで四年間、働きました。

暇って贅沢だと思ってたんですが、

そんなことなかったです。

仕事は忙しいほうがいい!

時間がたつのが恐ろしく長くて、びっくりしました。

 

話は戻りますが、

夫には、なぜ部下の彼がこんなにも仕事ができないのか、わからなかったそう。

きっと、彼にはその職場は向いていないのでしょうが。

本人が変わる努力も必要、

周りの理解も必要、なので

合わない職場で仕事をするのは大変だろうな、と思います。

 

いま、私は専業主婦で、自宅でお小遣い稼ぎ程度の仕事をしていますが、

一人作業ってほんとに楽だなーと思います。

人とコミュニケーションとりながら、仕事をするってかなり疲れる。

こどもの相手しながらだと、仕事に集中できません。

作業は主に夜中に一人でじっくりやります。

 

半分以上、自分の体験記になってしまいました。

世の中のアスペルガー自閉症スペクトラムの人が自分に合った職場を選んで自立できることを祈っています。