怪獣たちと猫のいるところ。

夫と子供二人、猫一匹と中古マンションをリノベーション、DIYして暮らしています。 小さなことで暮らしを楽しむためのブログ。 次男の食物アレルギー、アスペルガー症候群のことなども綴ります。

生後3ヶ月でRSウイルスで入院したときのこと。

RSウイルスとは?

主に冬場に感染しやすい、

痰がらみの咳や鼻水など呼吸器の症状を主とした、感染症です。

一度かかれば耐性ができるものではなく、数ヶ月は免疫がつきますが、

何度もかかる病気です。

私が去年、次男がRSウイルスにかかり、入院したとき、

ワンシーズンにRSウイルスで、二回入院したという子もいました。

ただ、初めてかかったときが最も症状がひどく、

その後は回数を重ねるごとに症状は軽くなる傾向があります。

 

都内でも9月頃から猛威をふるって注意喚起されていたRSウイルス。

大人がかかっても、ちょっとひどい鼻風邪程度ですが、

生後6ヶ月未満の乳児や体力のないお年寄りがかかると、重症化します。

 

子供のいない方は、きいたこともないようなウイルスだと思います。

私も二人目の子供が生まれて初めて知りました。

 

通常、2歳までにほとんどの子供がかかると言われるほど、

感染力が強く、結構ポピュラーな風邪のウイルスです。

 

何がそんなに騒がれているの?

というと、

生後6ヶ月未満の赤ちゃんがかかると、

肺炎などの重篤な症状を起こしやすく、

呼吸状態によっては命を落とす危険があるからです。

そのため、生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、よほど軽い症状出ない限り、ほとんどの場合、入院をすすめられます。

 

一人目の赤ちゃんの場合、

あまり無駄な外出はしないですよね。

でも、二人目となると、

上の子がいるのでそうもいかず、

あらゆる感染症をもらってきては、ほぼ下の子にも移ります。

 

現在1歳3ヶ月の次男も、

去年のちょうど今頃、

生後3ヶ月くらいの頃に、RSウイルスにかかってしまい、

気管支炎と肺炎で入院しました。

幸い一週間で退院しましたが、とても大変な経験でした。

 

一番初めは、長男がひどい痰がらみの咳をしていて、

いつもと違う変な咳の風邪だなぁ、

次男にうつらないようにしなきゃ!と、

長男を別の部屋で寝かせたりしてました。

が、その努力むなしく、

間も無く次男も大量の鼻水とタンがからんだ咳、微熱が出ました。

ふかふかぜーぜーという呼吸もしており、心配になり、小児科へ。

生後6ヶ月以内はお母さんからもらった免疫で、風邪をひかないと言われる赤ちゃん。

もし、生後3ヶ月未満で、

熱が出たら即受診するべきです。 

 

かかりつけの小児科では、単なる風邪と診断されましたが、

ただの風邪にしては苦しそうだし、

と何のために入院設備のある地域で一番大きな病院を再度受診しました。

 

そこでは、RSウイルスの疑いがあるとのことで、

すぐに検査をしてくれ、

結果はやはりRSウイルスでした。

 

ちなみに長男も少し前に受診していますが、

一歳以降の場合、RSウイルスの検査は自費扱いなので、

よほどゴリ押ししない限り、

普通の風邪扱いで、やってくれません。

 

一歳未満なら、公費負担で、

かかると重症化しやすいため、

積極的に検査してくれます。

とはいえ、かなり特徴的な痰がらみ咳なので、

医師はある程度確信を持って検査するようです。

 

検査後、

まだ入院とまでいかないけれど、

かかり始めなので、これからおそらく悪化しますよ、と説明を受けました。

RSウイルスの症状のピークは、

発症から四日目あたりらしく、

まだ余裕がありそうだから、

乗り切れるかもしれないけど、

今より悪くなったら入院した方がいいので、二日後にもう一回受診してください、

とのこと。

 

RSウイルスには特効薬はなく、

痰や鼻水の排出を促す程度の薬しか出ません。

不安になりつつ、

薬をもらい帰宅しました。

 

その後も、ひどい咳と鼻水が続き、

翌日も次男はふかふかと苦しそう。

一日中、スリングで抱っこし続けました。

その日の夜中は十分おきに泣いて起きて、

かなり苦しがっていたため、診察から2日目を待たずに、

翌朝一番で再受診しました。

 

順番がきて、

呼吸の音をきいてもらうと、

かなり雑音がして肺炎になっているかも、とのこと。

すぐにレントゲンを撮ることに。

(肺炎になっていると、胸の音をきくと、ブツブツと雑音が聞こえます。)

 

レントゲン室で、裸になり、

技師のおじさんに連れてかれる次男

不安そうに泣き叫んでいます。

がんばれーと思いつつ、胸が痛くなりました。

 

無事にレントゲンを終え、再度診察室に呼ばれました。

「肺炎になっていますね。

絶対とはいえないけど、

この月齢だと入院して様子をみた方が安心だと思います。」と告げられました。

 

入院は覚悟してきたので、

すぐに入院の手続きをすることに。

 

ここで困ったのが、

入院すると24時間付き添いが必要だということ。

上の子のお世話をどうするか、が問題です。

このとき、上の子は幼稚園に行っていました。

 

上の子には、入院した日の朝、

もしかしたら次男が入院になっちゃうかもしれないから、

延長保育になるかも。

そしたら、お父さんがおばあちゃんにお迎え行ってもらうからね。

と言い聞かせてありました。

すぐに、幼稚園に電話して、延長保育の申請と、

夫に早退して長男を迎えに行ってくれるように頼みました。

 

次男を妊娠中、切迫早産で長期入院していたので、

長男はそのことがかなりトラウマになってる様子で、

今回の入院も心苦しかったのですが、

致し方ありません。

 

幸い、個室なら兄弟も宿泊可能とのことだったので、個室を希望しました。

ですが入院当日は空きがなく、

一泊だけ、他のRSウイルスの赤ちゃんと四人部屋になりました。

 

病気の子供の大部屋はなかなか大変です。

今回はすぐに個室が空いたので、

翌日に移動できました。

 

もともと完全母乳で、夜泣きもある次男

普通なら肺炎までになってると、ぐったりして泣く元気もなかなかない、

という場合が多いらしいのですが、

次男は肺炎になっているのに割と元気。

抱っこしていないと大声で泣くので、

酸素チューブやら点滴のチューブやらをからませないようにしながら、

スリングで抱っこしてました。

 

肺炎になり、呼吸症状が悪くなると、

血中酸素濃度が低くなります。

指先や足の裏に機械をつけて、24時間計測してくれ、

酸素濃度が低くなると、

ナースステーションでアラームが鳴る仕組みになっています。

 

次男も酸素濃度が通常96%〜99%が普通のところ、

92%〜94%あたりでした。

大人が100mを全力疾走した後の血中酸素濃度が、

大体95%と言われているので、

酸素チューブなしだと、常に全力疾走状態ということです。

かなり苦しい状態ですね。。

 

酸素チューブつけてても、ぴこんぴこんアラームがなるので、

しょっちゅう看護婦さんがきて、

酸素の供給量が上がっていきました。

酸素濃度が酸素チューブなしで、96%にならないと退院はできないと言われ、

早く良くなりますように、と祈るばかりでした。

 

でも、母乳はしっかり飲めるくらいの元気はあり、

お医者さんも、普通は母乳もほとんど飲めなくなるレベルなのになぁ、

次男の体力に驚いておりました。

 

次男は10ヶ月でスタスタ歩き、

一歳3ヶ月の今は、

ひとりで滑り台を登って滑ってくる猛者なので、

並の体力ではなかったようです。笑

今は、2歳に間違われる体格の良さです。。

 

入院中は、一日3回の吸入と、

鼻水を出しやすくしたり、痰を切るための薬を一日3回飲ませていました。

さらに入院中に欠かせないのが、授乳前の鼻水と痰の吸引。

よく耳鼻科であるような鼻水を吸う機械で、鼻水をとってもらい、

痰はストローよりもずっと細い長いチューブで取ります。

これがなんとも、嫌そう、というか毎回ギャン泣き。

でも、これをやらないと鼻水や痰でむせて苦しくて、おっぱいも飲めません。

看護婦さんのサポートで、

次男を抑えつける手伝いをしないといけないのですが、

赤ちゃんといえど必死なので、

馬鹿力なんですよね。。

かわいそうだけど、がんばれ!と応援しながら、

一日何回もお願いしていました。

 

こちらから様子をみてお願いしないと、

忘れられてることもあったので、

吸引は遠慮せずに頼むべきだと感じました。

 

そんなことを繰り返し、

やっと6日目に退院の許可が出ました。

 

次男の場合、

退院は、

心雑音が良くなったら、血中酸素濃度が96%以上になったら酸素チューブの酸素の濃度を下げる、

その次の日に酸素を一旦切る、

酸素を切っても血中酸素濃度が下がらなければ、翌日退院、

という流れでした。

入院中4日目あたりから、酸素濃度を下げたりしてたのですが、

起きてるときは大丈夫でも、

寝てしまうと呼吸状態か悪くなり、

また血中酸素濃度が低くなってしまいました。

 

再度 チューブから送る酸素を増やす、など

何回か下げては戻し、ということが続きました。

 

退院は前日に、

明日の回診で大丈夫そうなら退院です、と告げられるので、

家族に迎えにきてもらったり、

荷物をまとめたりと当日はわりと大忙しでした。

 

また個室も大部屋も、簡易ベッドが備えつけられていましたが、

長男に簡易ベッドを使わせていたので、

自分はベビーベッドで次男と添い寝していました。

子供の入院は、これが結構きついかもしれません。計六日間、添い寝だったので、さすがに腰が痛い。。

退院後は布団で寝られる有り難みが身にしみました。

 

子供の入院中は、付き添いが必要なため、

何か用事で離れるときは、

短時間なら看護婦さんにみていてもらうことはできますが、

必ず付き添いの交代が必要です。

 

我が家の場合、

夫は土日休みでもなく、夜も遅い仕事だったので、

交代を頼める人がいませんでした。

 

長男とのお風呂の合間や、買い出しの合間だけ

看護婦さんに次男をお願いして、

あとは私が一人でつきっきりです。

 

病院内にキッズルームはあったものの、

RSウイルスのような感染者の患者さんは感染予防のため利用できず、

兄弟も感染してる可能性があるので、

もちろん利用禁止でした。

 

長男が退屈して暇を持て余していたので、

上の子同伴で入院されたり、

一歳以上のお子さんが入院するもきは

退屈しのぎ対策が重要になるなと感じました。

 

幸い、病院の近くに100均があったので、

折り紙や簡単なコマを買って、遊んで過ごしました。

折り紙は、結構難しいものもあるので、

入院中の退屈しのぎにはオススメです!

 

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その後、無事に一週間で退院し、

その後はまた3日後に再受診、

ということになりましたが、

退院後も咳や鼻水など呼吸症状はなかなか回復するまでに時間を要しました。

 

RSウイルスに乳児期にかかると、

喘息のリスクやその後に風邪をひいたときに悪化しやすくなると言われています。

RSウイルスは気管支に大きなダメージを与えるため、

しばらく気管支は弱っている状態になるらしいです。

 

次男の場合も、RSウイルス自体の完治にも時間がかかりました。

とくにゼコゼコとした喉の音は一カ月以上経ってようやく、治りました。

その後は風邪をひくたびに、ゼコゼコとしたり、呼吸が辛そうな症状が強く出ます。

 

一歳を過ぎてからは、

喘息ではないものの、気管支が弱く、

風邪をひくと、毎回吸入器が欠かせません。

 

長男も生まれつき気管支が弱く、

我が家ではネブライザーの機械を購入して、持っています。

小児科で、気管支を広げる薬や抗生剤などの薬を出してもらい、

いわゆる喘息と同じ治療をしています。

 

咳や鼻水がひどいときは、毎日朝晩吸入しています。

 

次男クループ症候群にも、既に二回かかっております。

クループ症候群とは、

ウイルスや細菌が喉の奥に入り込み、

喉が腫れて気道が狭くなり、

特徴的なオットセイのような呼吸音がするようになります。

夜間、急に呼吸困難になりやすいので、

注意が必要で、場合によっては救急車を呼ぶこともある病状です。

 

クループ症候群が、RSウイルスの後遺症かはわかりませんが、

乳児期にRSウイルスにかかったことにより、

気管支が弱くなったのはあるかもしれません。

しかも、クループ症候群も一回かかると風邪のたびになることが多いらしく、

毎回ひやひやします。

クループ症候群も、

概ね3歳を超えると、重篤な症状にはならないといわれています。

 

毎年、寒くなってくる時期には、

喘息気味の長男も気管支の症状が悪くなることが多く、外出も控えがちです。

 

今も、兄弟そろって鼻水や咳をしていて、

なかなか体調が良いときがありません。

 

ただ、一歳を過ぎれば、気管支や気道も広くなり、

RSウイルスで入院ということはなさそうです。

 

先月も、クループ症候群から始まった風邪の症状で一週間高熱が続きましたが、

肺炎などの重篤な症状までにはならず、入院は免れました。

 

RSウイルスは大人もかかる病気です。

万が一、お子さんがかかった場合は、

親もしっかりと感染対策をしておくといいと思います。